この6年を振り返る②~大学病院からの転院

6年を振り返る

急性骨髄性白血病の診断が出た最初の入院先は、自宅から車で30分くらいの大学病院。

もちろんここでも治療は出来ます。
でも、ここからさらに20分ほど車で走れば、がん専門の病院(がんセンター)があります。
故に、転院という選択肢が出てきました。
夫・義家族とも話し合い、希望はがんセンターへの転院。
ですが、いくらこちらが転院を希望しても、がんセンター側が受け入れてくれなければ意味がない。
ベッドの空き状況、夫の病状にもよるでしょう。
でも、「がん専門」という安心感もかなり高いのでなんとしても転院したい。そんな気持ちでした。
大学病院入院中の担当医は、主治医に教授?偉い人がつき、さらに若い担当医、さらに研修医?の3人ほどがつきました。
看護師さんも皆さん明るく雰囲気は良いけど、技術的にちょっと不安になるような事もあったりしました。
お医者さんは、相手の気持ちを考えて対応してくれる人や、ド直球で対応してくれちゃう方、配慮の足りない方など様々ですよね。
残念ながら、若い担当医はちょっと「え?」と感じてしまう部分もあったのです。
そんなことも転院の後押しになったと思います。
大学病院側に転院の意思を伝えてから数日、受け入れOKの返事をいただけました。
タイミングよくベッドが空いたのかな。
大学病院ではあまり治療開始を先延ばしできないと言われたので、転院の予定が立たなければ大学病院で治療開始となったのだと思います。
転院決まって本当に良かった。
そして転院日。
久しぶりに外の空気を吸った夫。
ほんの数十分。
たったほんの数十分の開放感を味わい、再び入院生活の始まりです。
がんセンターに到着し、入院手続きなどを行い病棟へ移動。
病棟の入り口はガラスの自動ドア。
まず1つ目のガラスドアを入り、手を入念に洗います。
不必要な荷物はここにあるロッカーに預けます。
そして面会者の問診票を記入。誰が来たのか・体調についてなどチェック項目がいくつかあります。
そして2つ目のガラスの扉を入ると、無菌病棟です。
この病棟全体が無菌エリアなんだとか。
ナースステーションを中心に、病室や浴室などなどが囲っているような配置。
どの部屋の入り口もある程度見える感じです。
案内されたのは2人部屋。
この病院はどの病棟も確か2人部屋か個室のみだった気がします。
この病棟は全体が無菌状態。
だから、よくテレビなどで見る透明カーテンで隔離された状態ではありません。
いたって普通の入院と同じ状態で過ごすことができます。
面会も家族なら病室への入室はもちろんOK。菌やウイルスを持ち込まない事が大前提ですが。
普通と違うところは、窓が開かない完全密閉、水道水は滅菌水、というくらいでしょうか。
あと、エアロバイクが共有エリアに置かれています。
骨髄移植の場合は移植室といって、さらに厳重に管理されたエリアで行います。
移植室の場合は、入室時はさらに厳重な衛星管理や面会時間も限られているみたいです。
こんな感じで、透明カーテン状態を想像していた夫も私も拍子抜けした転院日でした。
後々改めて転院が正解だったって思うのは、治療中でも毎日面会出来る事、とてもきれいな環境である事、そしてスタッフの質が高い事です。
そして何より、心から信頼できる主治医と出会えた事が転院をして大正解だったと思います。
この6年を振り返る③へ続く

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