この6年を振り返る①

6年を振り返る

この6年を振り返る①~急性骨髄性白血病発覚

先日、夫の急性骨髄性白血病も治療を終え5年を迎え一区切りとなったので、改めてこの6年を振り返ってみようかと思います。

6年前。
2014年9月、夫は急性骨髄性白血病の診断を受けました。

まさか30歳そこそこで「癌」というキーワードが出てくるなんて1ミリも想像したことがなかったです。
でも実際、夫の友人などは20代で癌になっている方もいたし、残念ながら亡くなった方もいました。そう考えると、私はたまたま同年代で癌になった人がいなかったという事だけなんですよね。
世の中にはお子さんや若くして癌を患っている方はたくさんいる。

そして夫もその一人になった。

あの日、夫を夜間救急センターへ連れて行った時、「白血病かもしれない」と医者に言われても実はピンとこなかったんですよね。
お恥ずかしながら、白血病=癌とはすぐに結びつかなくて…
ただの無知だったんですけど。
世界の中心で愛を叫ぶも見てたんだけどな…笑

夜間急病センターから救急車で大学病院に運ばれて検査して入院して、その時の主治医からの話でようやく、「あ、癌なのか…」ってなったわけです。

私は実母が大腸癌を患っていたので、ある程度癌に関しては免疫があったと思います。
ですが、母の時とはやっぱり違う衝撃でした。
これから先何十年も一緒にいると思っていた人が、たった数か月先の生存すらわからない。
そんな感じでしたから。
それに、大腸癌は手術(短期入院)→抗癌剤治療(通院)でしたが、白血病の治療は長期入院・長期戦です。
私が経験した母の癌とはまるで違いました。
ちなみに、母は4年ほど前に完治しました。

そして、急性骨髄性白血病と診断された夫は強かったです。
診断されて病名がついて気持ちは落ちたけど、その後の切り替えがすごかったですね。
抗癌剤治療に向けてそれに合った習慣を身に着ける行動を始めました。

まずは手洗いうがいを徹底的に。
ネットで治療中の方のブログなどを読んで、治療の情報収集などもしました。

病気を受け入れて治療に前向きに進む姿は尊敬でした。

そして私。
私自身もわりと強い方で、こうゆう事が起きてもあまり軸がぶれないタイプなんです。
だから、もちろん夫が癌になって不安だし悲しいし辛いし悔しいけど、だからといってメンタルが崩壊することはなかったです。
初めてのことなのに、ある程度頭の中で自分がやるべき事などを組み立てて不足のないように動けていたと思います。
それでもやっぱり悔しかったですけどね。

夫のメンタルが心配で、初日以降は私も付き添いで泊まりました。
夜中は意外と病棟が騒がしかったりするんですよね。
途中で目が覚めてしまったり、入院当初はまだ発汗がすごくて夜中に着替えをしたりとゆっくり眠れませんでした。
だから私も夜な夜なネットで情報収集です。

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そういえばこの発汗、後々知りましたが白血病の症状でもあるみたいなんですよね。
夫はこの1~2か月ほど前から就寝中の発汗が凄く、腕は風呂上がりのように水滴がボロボロついている状態。汗びっしょりになり布団もびっしょり。
本当にびっくりするほどの発汗をしていました。
7月の初旬に出現したじんわりと広がるような痣、大量の寝汗。
そして微熱、息切れなどの体の異変。

8月に入って気になって何となくネットで調べていました。
実際「白血病」というワードも出ていました。
だけどそれ以上深く調べたりは何故かしなかった。

ちょっとした不安は感じつつも、暑さや疲れかなという程度で過ごしてしまいました。

時間が経過すればそれに比例して症状は出てくるものだし、遅かれ早かれ診断されるわけですが、7月~診断までの体の異変を少なからず気にかけていたからあの日、夫を夜間救急センターに連れて行こうと思えた。

「絶対におかしい!!」って判断ができたんだと思います。

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そんなこんなで、他のがん専門病院での治療を希望し、無事に受け入れてもらえることが決まりました。
転院日までは友人や家族がお見舞いに来てくれるなど、穏やかに過ごしました。
さぁこれからどんな状況が待っているのか・・・
不安、生きるための希望など様々な思いが溢れていました。

 

この6年を振り返る②へ続く。

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